本当は別の犬の造形を作りたかったんですが、年賀状の図案を作る時期には作り方がわかりませんでした。自分なりに挑戦したものの、形にならず・・・。それでしかたなく「ラブ・プードル」を作ったんです。
2005年8月 合併を間近に控え、愛野町としては最後の夏祭りが開催されました。そこには神戸から大道芸人の八房梅香師もいらっしゃいました。
祭りの開会式前に30分ほどバルーンの体験コーナーがあるというので、私も出かけ恐れ多くも「私もバルーンをやっていますが、独学です。今日は勉強させてください。」とあいさつさせていただきました。体験コーナーではいろいろと話を聞きながら、八房梅香師の造形を見させていただきました。
体験コーナーが終わったとき「この後皿回しなどのショーをするから、時間があるなら見ていって」と言われたので、出番前の準備等を見る良いチャンスだと思い、八房梅香師のショーも見ることにしました。ステージも師の準備の様子も見える場所に移動し、師の出番を待っていました。
プログラムは予定よりも若干早く進行していました。そんなとき、八房梅香師が私の所に来て「時間が余っているようだからバルーンのプレゼントをしたいんだけど、一人じゃ大変だから手伝ってくれないか?」とおっしゃるじゃないですか!!! 断る理由はありません。
結局二人で延々とひねる羽目になりました。八房梅香師の次のプログラムの邪魔になるから、ちょっと横に移動してひねり続けます。次のプログラムが終わってもまだ希望者の列は続いています。(^^;) このときは本当にいい勉強をさせていただきました。
ところでこのときはリクエストされた物をひねって、プレゼントしました。私がすぐに作れない物は八房梅香師にお願いし、私は次の希望者を担当していたんです。そうしながら変わったリクエストがあると、希望者にプレゼントする前に私に声を掛けてくださり、その造形の完成形を見せてくださいました。
「ダックスフント」のリクエストが私にあったとき、「垂れ下がった耳」の形に自信がなかったので、八房梅香師にお願いしました。「ほら、こんな形」と声を掛けられたときに私の目に入ったのは、見慣れてる「ダックスフント」とは違う形だったんです。頭からおでこ、そして鼻先までの曲線が妙にリアルな犬でした。自分の担当分を作るので精一杯だったので、作り方はわかりません。このあと作り方を教えてもらうこともできませんでした。でもこの造形だけは目に焼き付いてしまいました。
2006年2月、ちょっと用事がありマジックシアターに行きました。舟平君がバルーンドリンキングに使うバルーンを出してきていたんですが、「RANさんに教えてもらったスヌーピーしか作れない」なんて言うんです。小川心平師の「愛野の小林君はバルーンも凄いぞ」の一声から、その場にいたみんなでバルーン大会になってしまいました。(^^;)
このときRANさんが、舟平君に教えたという「一輪車に乗ったスヌーピー」を作りました。このスヌーピーの頭部が、ずっと求め続けてきた八房梅香師のダックスフントの頭部にそっくりだったんです。RANさんにお願いして、作り方を教えていただきました。
そして、ようやく念願の「ダックスフント」を作ることができました。
本当はコレを年賀状の図案にしたかったんですけどね。
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